鳥の写真集(非スズメ目)

 就職してから初めてカメラを買い、写真を撮るようになりました。といっても記録写真程度のつもりなので、さっぱりうまくありません。とくにフィールド写真は目を覆うばかりです。そこで、もっぱら捕まえて手に持った写真を撮っています。当然ながら、環境大臣(昔なら環境庁長官)による捕獲許可(標識調査及び学術研究目的)に基づいて、鳥の捕獲を行なっています。


 オシドリ   ハイタカ   オオタカ   ヤマシギ   ユリカモメ
 キジバト   フクロウ   コノハズク   オオコノハズク   コゲラ


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オシドリ
 1995年の11月の半ばにひょっこりやってき約1ヶ月長居植物園の池に滞在した後、12月の半ばにはいなくなってしまいました。アイガモと一緒に、すぐ手が届きそうな所まで餌を食べにやってきていたので、簡単に写真を撮ることができました。


 1995年11月18日長居植物園の大きい方の池で撮影


ハイタカ
 網にものすごくからまっていて暴れるので、網からはずすときには頭に軍手をかぶせていました。計測のために袋から出して初めてハイタカだと気づきました。それまではツミやと思っていたんですね。


 1994年12月30日長居植物園でかすみ網で捕獲した個体



オオタカ
 1996年1月1日の朝8時頃に、大阪市立自然史博物館の窓ガラスに衝突したんだそうです。一応元気そうなので足輪を付けて放そうとしたら、全然飛べなくて、仕方がないので天王寺動物園に届けました。その後元気になって放されたと聞きます。


 1996年1月4日自然史博物館に衝突して保護された個体


ヤマシギ
 妙な鳥が非常口のガラスに何度もぶつかっているというので、見に行ったらこの鳥がいました。あわててタモ網を持って外に回り、捕まえることができました。以前同じ様な状況でアオバズクを捕まえようとしたときにはあっさり逃げられてしまったんですけどね。


 1996年4月9日自然史博物館に衝突した所をタモ網で捕獲した個体


ユリカモメ
 京都の賀茂川でまいたパンに集まったところを撮影しました。上が成鳥で、下が幼鳥(第1回冬羽)。幼鳥はくちばしや足が赤くなく、翼に茶色い斑があり、尾羽の先に黒い帯があります。


 1994年11月25日京都市賀茂川


 1994年11月25日京都市賀茂川


キジバト
 
かすみ網で捕まえて、足輪を付けて測定した後、放した直後に撮影しました。キジバトの場合、このようにしばらく飛んでいかない個体が多いようです。


 1994年7月25日長居植物園でかすみ網で捕獲した個体


フクロウ
 
機会があれば、もっと大きな写真に変えます。ふわふわで、かわいい鳥です。


 1999年4月17日自然史博物館のガラスに衝突して保護した個体


コノハズク
 
オオコノハズクの顔がネコなら、コノハズクの顔はサルに似ているように思います。どうでしょう?


 1995年10月23日福井県織田町の鳥類観測ステーションでかすみ網で捕獲した個体


オオコノハズク
 夜の間にかすみ網にかかっていました。羽根は柔らかいし、おとなしいし、持っているのがとても楽しい鳥です。


 1995年12月11日長居植物園でかすみ網で捕獲した個体


コゲラ
 こうして手に持つと、木をたたくのと同じ調子で指をたたきます。小さな鳥とは思えないくらい力があります。この写真からはわかりませんが、頭部の羽根をかきわけると、赤い羽根が数枚ありました。


 1996年9月2日長居植物園でかすみ網で捕獲した個体


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