大阪府下のキツネの分布

確認データ   分布図

内容のまちがいに気づいた方、新たな情報(観察記録や文献)を持っている方はお知らせ下さい。


キツネの生息状況と解説

 市街地周辺を含め、丘陵から山地に広く生息しているが、タヌキのように市街地にまで出没することは少ない。かつては生息していたが姿を消した場所も多く、個体数は減少傾向にあると考えられている。近年は、飼育個体が逃げ出したと思われる灰色の”銀ギツネ”の観察情報もある。大阪府レッドデータブックでは、準絶滅危惧とされている。
 成体の頭胴長は、60-75cm。肉食の傾向が強く、ネズミ類や鳥類といった小動物や昆虫をおもに捕食する。


 博物館に標本がある場合は【標本】、和田個人や大阪市立自然史博物館へ寄せられた観察情報は【観察】とし、本人の了解が得られれば、観察者の名前を示しています。写真などの証拠があればそのことも表示しました。文献上の情報がある場合は【文献】としました。

文献リスト
1.大阪府(1978)第2回自然環境保全基礎調査 動物分布調査報告書(哺乳類).
2.高士晃一(1962)ホンドキツネ1頭を五月山(池田)で採集.Nature Study 8(6): 73.
3.西畑敬一(1994)奈良県田原台で狐確認.北河内自然愛好会会報(32): 13-14.
4.朝日新聞1996年12月12日朝刊.産経新聞1996年12月12日朝刊.読売新聞1996年12月13日朝刊.

博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
 西畑敬一氏、野村和成氏、日野正臣氏、宮川五十雄氏


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確認データ

●豊能郡豊能町東ときわ台5丁目
 1997年頃冬 午後7時頃出会う【観察(宮川五十雄)】
 2000.6.20 1番地【観察(宮川五十雄)】
●池田市五月山:池田ゴルフ場と箕面ゴルフ場との谷
 1962.3.31 死体回収→仮剥製として保存【文献2】
●豊中市桜の町7丁目:桜井谷東小学校
 1996.10.4 1匹に給餌【文献4】
●吹田市山田丘:万博周回道路(5235-14-72)
 1999年初夏 車にひかれる【観察(野村和成)】

【北河内】
●四条畷市田原台7丁目:バス停北100m
 1994.10.7 死体確認→写真撮影【観察(西畑敬一)、文献3】


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