大阪府下のクマタカの繁殖

確認データ   分布図

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クマタカの繁殖状況と解説

 稀な留鳥。北摂山地、金剛山周辺、和泉山脈に極めて少数が生息し、繁殖していると考えられる。大阪府環境農林水産部は、2000-2001年に実施した調査結果に基づいて、大阪府下に5つがい未満と推測している【文献4】。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧I類とされている。
 全長80cm程度。奥山から亜高山帯にかけて生息し、ウサギなどの哺乳類や、山鳥などの大型の鳥を捕食する。繁殖期は4月〜6月頃で、高木に大きな皿状の巣をつくる。


私自身が確認した情報(【和田】と表示)を中心に、大阪市立自然史博物館へ寄せられた情報(【博物館】と表示)、和田個人が聞いた情報(【個人情報】と表示)、文献情報(【文献】と表示)を基に作製しました。

文献リスト
(1)西本勝義(1991)大阪の鳥.むくどり通信(95): 5.
(2)中谷透・中谷君子(1991)大阪の鳥.むくどり通信(95): 5.
(3)中谷透・中谷君子(1993)大阪の鳥.むくどり通信(107): 5.
(4)大阪府環境農林水産部緑整備室(2002)大阪府種の多様性調査 オオタカ・クマタカ分布、生息状況調査.大阪.10pp.

博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
 非公開


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確認データ

※観察記録は、4月-6月に限る。

【北摂】
●能勢町
 1999.5.30 U字型帆翔ディスプレイ【博物館】

【泉南】
●岬町
 1991.5.19 観察記録【文献1&2】
 1993.5.4 観察記録【文献3】