大阪府下のコサメビタキの繁殖

確認データ   分布図

内容のまちがいに気づいた方、新たな情報(観察記録や文献)を持っている方はお知らせ下さい。



コサメビタキの繁殖状況と解説

 数少ない夏鳥。北摂の山地や金剛山などで繁殖しているとされるが、生息地は少なく、繁殖期の生息情報も限られている。渡りの時期には、平地から山地までさまざまな林で、普通に記録される。秋(9-10月頃)の記録が多く、春の記録は少ない。大阪府レッドデータブックでは、情報不足とされている。
 全長13cm程度。昆虫や果実などを採食する。とくに空中の昆虫を飛びついて捕食するフライ・キャッチと呼ばれる行動が見られる。繁殖期は5月〜6月頃で、木の上にお椀型の巣をつくる。囀りは小声で5月の一時期にしか聞かれないため、繁殖期の生息の確認が困難。


私自身が確認した情報(【和田】と表示)を中心に、大阪市立自然史博物館へ寄せられた情報(【博物館】と表示)、和田個人が聞いた情報(【個人情報】と表示)、文献情報(【文献】と表示)を基に作製しました。

文献リスト
(1)日本野鳥の会大阪支部(1990)例会報告.むくどり通信(89): 11.

博物館や和田個人に情報を寄せて下さったのは次の方々です。
 なし


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確認データ

※観察記録と囀りは、5月-7月に限る。

【南河内】
●金剛山
 1990.5.27 観察記録【文献1】