日本生態学会第45回大会 自由集会

「里と生態学 〜田舎の自然の現状と将来」

 失われゆく身近な自然の現状を反映して、今回の生態学会でも数多くの里山や二次的自然の保全に関連した発表・集会が行われます。しかし、これまでに同様の自由集会を企画し、参加したものとしていくつかの不満・疑問が生まれています。たとえば・・・

・里の保全を考えるとき、まさに”里”であるがため、住人、農業や林業の生産者の存在がそこにあります。今日、様々な保全のための取り組みが彼ら住人や生産者の手によって行われていますが、その要請を「里の生態学」はくみ取っているのでしょうか。

・里は自然環境として生態学の重要な課題ですが、生態学単独で解決しうる課題ではありません。だとすれば、果たして「里の生態学」は他分野からどのような課題分担を要求されているのでしょうか。

・「里の生態学」に携わる我々は、この課題に対しての社会的要請をどのようにとらえているのでしょうか。さらには、行政的枠組みづくりを含め、どのような問題解決へのアプローチが可能なのでしょうか。

 上記のようないくつかの答えられていない、あるいはまだ投げかけられてすらいない疑問を主軸に自由に討論したいと思います。

とき  1998年3月29日(生態学会最終日)午後6時〜10時ごろ

ところ 法然院 講堂(京都市左京区・裏面地図参照)

参加費 一人 ¥1,500円(資料・軽食代)

 今回の自由集会開催にあたり、ざっくばらんな討論ができるよう、学会から仕切り直す形で法然院さんのご協力を得ました。

 議論はあらかじめ準備する、いくつかの問題提起をもとにはじめたいと思います。

 プレゼンテーターには「里の生態学」への疑問や要請をめいっぱいぶつけ、将来への展望を見いだすことを、参加者には現状と動向をもう一度見つめ、今生態学会大会の総決算として議論を深めていただくことを期待しています。

 今回の集会は、あらかじめ準備するいくつかの問題提起をもとにはじめたいと思います。問題提起は守山弘(農業環境技術研究所)、宇根豊(福岡農業者大学校)、梅原徹(株・環境設計)、氏原 修(高槻市森林組合参事)の諸氏にお願いしています(宇根さんには書面での参加をお願いしています)。それぞれの立場から厳しい要求をしてもらえればと考えています。

 パネルディスカッションでは参加者の皆さんを巻き込む、自由かつ活発な議論をしたいと思います。


プログラムと要旨  法然院への道順  参加申し込み

参加希望者へのおねがい

・軽食を用意しますのでなるべく事前に参加希望を主催者へ知らせて下さい。申し込みは学会当日も掲示コーナーなどでしていただけるよう手配しますが、参加人数把握のためご協力下さい。

・生態学会大会最終日の夜の自由集会です。春の観光シーズンにも当たりますので、学会参加者の方は宿泊の手配をお忘れなく。

申し込み要領はこちらを参照下さい!


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